石田衣良『反自殺クラブ』
石田衣良さんの大ヒットシリーズ、『IWGP』の「V」が出ました。と言っても出たのは3月ですが、なかなか読む時間が無くて、やっと数日前に読み終えました。
感想。マコト、かっこいい!!タカシ、かっこいい!!Gボーイズ最高!とまるでミーハーですね。でも、この一見一匹狼的に池袋の街で生きているように見えるマコトが、ちゃんとタカシとかさるとか、それはそれぞれの立場とかを越えたつながりをもった人間関係を築いていて、電話一本で相手の望んでいることがわかるという、そういう姿が何ともかっこいいわけです。タカシはマコトに「Gボーイズに入れ」とは言うけれど、マコトが入らないことは十分わかっていて、だからこそ評価しているのではないかと思うのです。
小説の内容のほうは、相変わらず石田衣良さんらしい現代社会の裏面を見事に切り取ったストーリーで、まさに流行作家としての面目躍如。いつも自分で考えている、という本の帯。「群れて死ぬよりひとりで生きよう!」、これ簡単なようで難しいですよ。実際に命を絶つということまでいかなくても、群れて何となく過ごしていることのほうが楽だから、それを絶って一人で自分の力で生きていくというのは大変なことだと思います。
ドラマの『IWGP』もまたやってくれないかなぁ。智也はあの頃のほうがずっとかっこよかった・・・。窪塚くんも復帰してきたらしいし、是非またドラマ化をお願いします!!

